「何も忘れたくない」と常々主張しているにもかかわらず全てを忘れてしまうので、今年もまた冬の寒さに新鮮に驚いている。これからまだ寒くなるんでしょう?どうなってんだ…。あまりにも寒いので外に出られず、週末に2回もUber Eats的なものを頼んでしまった。Uber Eats的なものはなるべく使わずに生きていこうと思っていたのに、人間はこれほどまでに意志が弱い。
私がUber Eats的なものをあまり宜しくないな〜と思っているのは奴隷労働をソフィスティケートさせたもん勝ちみたいなプラットフォーマービジネスに反感を抱いているからなんですけど、使ってしまうと無茶苦茶便利でだめですねこれは。特に私は根が怠惰だから余計だめ、便利さに抗って生きていかないといけない。倫理大事にしていこう。(反省して改めて調べたけど日本のUber Eatsの配達員は労働組合を立ち上げてて偉い。Uber Eatsの問題点はこのインタビューが分かりやすかった)
たとえば本を買うにしても、私は書店を応援したいのでできるだけ書店に行って買い物をしてるんだけど、最近はステイホームの日々再びなので仕方なく通販を利用している。それでもせめてもの償いとして物理的な本はAmazonではなくhontoで買うようにしているんだけど、hontoのアプリマジでイケてなくて書籍をカートにブチ込んでも、その瞬間に買わないと(一度カートの画面から離脱すると)再度カートに行く導線がなくて詰む。もう一度カートに行くためにはまた何か他の本をカートにブチ込まないといけない。なんで?もっと本を買えってこと? わかったよ、買うけど…。あと普通に届くのが割と遅いし、いつ届くのか教えてくれない。サプライズプレゼントとか好きなタイプ? プレゼントっていうか自分で買ってるけど、まあ忘れた頃にくればある種のサプライズプレゼント感が生じて嬉しいみたいなところはあるかもしれないけど…。Amazon Prime会員としては「えっ何???」ってなってしまう。でもこれもAmazonがお急ぎ便というスピード感に人類を慣れさせてしまったのが悪いんだと思うんだよ。本来そんな急がなくてもいいんだよ。急がなくていいよゆっくり支度してよ便があってもいい。
現代社会では普通に生きてるだけでサプライチェーン上の搾取に加担してしまうので誰も天国に行けないというのはNetflixの『グッド・プレイス』でも取り上げられてましたが、マジで本当そうだよね。『グッド・プレイス』本当に面白いドラマだと思うけど誰も見てくれないの、シクシク。しかしこれ何が面白いのか説明することが面白さを減ずることに繋がってしまうタイプの物語なのであんまり説明できないし。。。私は倫理学者が出てきて酷い目にあったり(“倫理エクスプレス”と言う名の列車に乗せられてトロッコ問題を実際に繰り返し判断させられる)、イマヌエル・カントの悪口が言われていたりするだけで面白いのですが、こういうのはおそらくあまり一般的におすすめポイントにはならないんだろうな。どうせ誰も見てくれないし書くけど、われわれが生きてる間すべての行いについてポイントが計算される巨大システムが動いていて、それによって死後天国に行くか地獄に行くかが決められているんですが、あまりにも人間が天国に行かないのでアルゴリズムが悪魔にハッキングされてるか何かでおかしいんじゃね????って調べたら、現代社会の構造が複雑化しすぎたせいで悪事を為そうと思わなくても無意識に悪事を犯しまくる状態になっているので全員地獄に落ちるシステムになってたというね。システム自体は問題なく稼働してたけど判定基準の見直しが必要でした。しかし人類が全員地獄に落ちてる時点で運用担当はなんかおかしいなって思えよ。監視してなかったのか? と思ったけど別に一定の割合の人を天国に行かせなきゃいけない決まりがあるわけでもないんだから、地獄行き相当の行いをしている人間しか存在しないのであれば全員地獄行きで問題はないのか。問題があるのは世界の方だった。
ともかく今後も寒いと意志が挫け続けてUber Eats的なもので悪事ポイントを荒稼ぎしてしまいそうなので久しぶりに調理と言うものに取り組みますか。買って積んだままだったみんな大好きオライリーの『Cooking for Geeks』がちょうど手元にありますしね。「はじめに」のページにGeekの定義が図で示されていて、Geekとは「賢く、好奇心の強い人」らしい。オライリーによると「賢く、人付き合いが苦手」がNerdで、ど真ん中は空白になってたけどググったところど真ん中がNerdという図が見たところ多かったですね。とりあえずGeekとNerdの差がわかってよかった。

GeekでもNerdでもどちらでもいいが、「賢い」枠に入れるように日々精進していこうね…。